2月28日（火）、南港ATCイベントホールでIKEDA構造設計室・池田常雄氏を講師にお招きして木造住宅の耐震勉強会を行いました。

まず概論として、建築基準法の耐震の考え方と構造設計者としての耐震の考え方の違いを説明され、設計をする時に気を付けなければならない点「基礎の配筋の方法」「耐力壁の直下率」「通し柱は管柱を金物で」「耐力壁の形状アスペクト比（高さと幅の比）によって耐力・剛性は異なる」「大きな吹き抜けがある場合の対応」などを説明していただきました。

耐震改修をする場合の補強優先順位・補強方法を述べられた後、実際に池田氏が関わられた耐震改修の事例を示し、解体後どんな問題点があったか、それをどのように補強したかを豊富な写真で分かりやすく解説してくださいました。

最後に、i padで使える便利なアプリも紹介してくださり、とても有意義な勉強会となりました。