もく(木)の会が目指すSDGs

お知らせ 2020.10.3

私たちは地域で育った無垢の杉や桧を使って室内の空気環境を良くする空間づくりを行っています。

また、福祉住環境コーディネーターがバリアフリーなど高齢になっても生活しやすい空間を考えています。

しっかりした構造の家を作り、メンテナンスのしやすい家づくりを目指しています。

また建てた後も、建設した業者と情報を共有し、点検修理を行って長く住み続けられる住宅を設計しています。

産地の分かる木材を使い、リサイクルされた断熱材や土に還る材料を選択する努力をしています。

森林には二酸化炭素を吸って酸素を出す働きがあります。

この働きが最も盛んなのは、植えてから20~30年経った木です。

人工林は植える⇒育てる⇒伐るというサイクルを健全に行えば、二酸化炭素の吸収能力が高まります。

私たちは適正に木を使うことで、このサイクルを活性化させようとしています。

健全に手入れされた山は地面に光が入り、豊かな植生を生みます。

そのような山は土壌が豊かで、森に降った雨に養分を与え、それが川となって海に流れていきます。

豊かな森は豊かな海をつくるのです。

豊かな植生になった山には動物たちの餌となる植物が多いので、動物たちの住みかとなります。

そうすれば生物の多様性が生まれ、陸も豊かになります。