タイアップセミナー「木の家で地球にやさしい街をつくろう!」
今年も住まい情報センターとのタイアップセミナーを8月21日(日)に、おおさかATCグリーンエコプラザにて開催しました。
まず初めに、副題の「エコな家ってどんな家」についてパワーポイントを使ってお話しをした後、グリーンエコプラザで展示されている「サッシ」「断熱材」「庇」を見て、それぞれの役割について学びました。
サッシのガラスが1枚、2枚、3枚と変わったとき、手の平に感じる温かさの違いを体感
断熱材がはいっている床と入っていない床では熱の伝わり方が違うことを体感
夏の太陽と冬の太陽の高さの違い、庇の出方で夏は日差しを防ぎ、冬は日差しを取り入れられることを説明
そして、グリーンプラザに展示されているもく(木)の会ミニチュアハウスを使い、昔から日本で建てられきた「木の家」について、「どうして日本では木を使って家を建てたんだろうね?」-「近くにたくさんあったから!」(子ども達)等、子ども達とキャッチボール形式で勉強しました。
後半はいよいよ木の家の模型作りです。家の骨組みはきちんとほぞ加工された杉の土台・柱・梁・束・棟木を組み合わせ、耐力壁もはめ込みます。
ここからは子ども達の想像の世界へ、和紙、畳、カナバ(杉を薄くスライスしたもの)、粘土、麻ひも、竹ひご、植栽用の木・・・を使い、思い思いの「エコな家」を作ってくれました。毎年の事ですが、子どもだけである程度できてしまう子、お父さん、お母さんと共同作業で、時には揉めながら、素敵な家が出来上がる子ども等、様々です。
今年も沢山の親子にご参加頂きたった一つの素敵な家が完成しました。
参加して頂いた皆さんには、親子で楽しい時間を過ごして頂いたようです。そして、「日本の木の家」、「木の良さ」について何か少しでも心に持ち帰って頂けたら幸いです。