足が不自由になったご主人のためのリフォーム(大阪市住之江区)
2013.8.3
限られた予算の中で、最大限に希望をかなえるため、設計士が知恵をしぼったお宅です。
寝室
「南側のLDK隣の和室を洋室に変え、ベッドで寝られるようにしたい。」という希望をかなえるために、押入をなくし、ふすまを特注の木製扉に変えました。同時に開口部も広くしました。この引き戸は敷居が無くても開け閉めできる釣り戸で、非常に軽いのが特徴です。
LDK
また、敷居が無くなったため、バリアフリーになりました。
I型のキッチンをL型に変え、食事の準備をしているときにも、休んでいるご主人の姿が見られます。右下の写真は、寝室からリビングを見たところ。趣味の作品が飾られた素敵な空間です。
玄関からリビングにいたる廊下には手すりが付けられました。リビングのドア枠は外せないので、段差解消マットを敷きました。
玄関に梁横のスペースを利用した本棚を作りました。本が多いので、とても便利です、とは奥様の弁。築20年たって、壁紙がかなり汚れていたので、全室貼り変えました。とても明るくなった、とご主人も喜んでいらっしゃいました。
水回りのリフォーム
水回りの設備を変えるのも、奥様の念願でした。
お風呂は一回り大きいものに、洗面台は座って使う事が出きるように、シンク下を窪ませました。ご主人が使いやすいように、すべて、手すりを付けています。