DIY 自然素材で和室をリフォーム
2013.7.26
築17年になる木造家屋の和室を仕事部屋へとリフォーム。
今回のリフォームの目的は
- 耐震補強
- 安心で心地よく過ごせる自然素材でリフォームする
- 空間を有効活用し開放感のある部屋にする
- 多くの人に自然素材を身近に感じてもらうために、
ワークショップで施工体験をする
3回シリーズのワークショップでは、
第一回目は厚み30mmの無垢の杉を床に張る、
第2回目は亜麻仁油ワックスを床に塗装、
3回目は壁にクリーム状のしっくいを塗りました。
どの回も暑い中でしたが、プロの指導の下、ご近所の人たち、子供たち、老若男女わいわいと夢中になり施工しました。
耐震補強として本棚の壁を利用するために、杉の構造用パネルを土台から梁まで張りました。
このパネルは構造補強としてだけでなく表情のある仕上材としても優れた素材です。力のかかる柱は土台と金物で連結しました。
床下には炭を敷き、断熱材は羊の毛でできたウールブレスを使用。
本棚の棚はコストダウンのため床の杉フローリングを2枚つないで造りました。壁に使用したクリーム状しっくいは一部スサを混ぜて塗り、壁に変化をつけました。
天井は既存の梁を見せ高さをできるだけ取ることで、開放的な空間に生まれ変わりました。
ワークショップでは、ほとんどが女性や子供たちの施工で完成しました。
夏には簾戸風(伝統的な簾戸はとても高いので)建具を窓にはめると視覚的な涼しさが得られ、網戸代わりにもなり、とても快適な空間に。もともと見えていた柱は呼吸できるほうがいいので、下部は真壁とし、建具より上は大壁としました。
上部は白いしっくいを(ここは難しいので職人さんにお願いし)塗りました。もともと存在していたものをできるだけ残しつつ、弱い部分は強くし、新しい自然素材を取り入れることで全く違ったすがすがしい印象のある部屋になりました。
[設計・デザイン:相河真弓設計工房]