防火地域に建つ健康住宅(大阪市東成区)
2013.7.21
この家は大阪市内の防火地域にあるため、鉄骨造の防火建築ですが、内装にはふんだんに自然素材を使いました。
LDKの床は桧の無垢材で、フィルム式(45℃以上にあがらない)床暖房を設置しました。
壁には針葉樹パルプからつくられたレーヨン系のエコクロスを貼っています。
寝室
寝室から和室、LDKを見たところです。寝室の床と天井はよく眠れると言われている杉を使いました。
各部屋は段差の無いバリアフリーになっていて、90歳のお母様が移動しやすい間取りになっています。 公庫の高齢者対応住宅も取っており、省エネのため、サッシは二重にしています。
キッチン
キッチンは対面式。オール電化にしたので、コンロはIH式です。左写真の食器棚はかば桜(無垢)の練付(ねりつけ、数mmの板を貼りつけたもの)です。
それ以外の家具も色やデザインを統一した作り付けのものがほとんどです。
和室
和室の壁には珪藻土を塗りました。天井は杉、畳はワラ床で防虫シートは入れず、熊本産低農薬栽培のイグサを使用しています。
押入には調湿性のある桐や杉を使いました。