法律事務所の休憩コーナーを木楽座で(大阪市中央区)
2013.7.9
知合いの法律事務所でスッタフが増えるために借りた部屋の一部に、畳の休憩コーナーを作って欲しい、と依頼されました。
ビルに賃貸している事務所は出るときには現状復帰(借りた時と同じ状態に戻す)しなければいけません。
ちょうどもく(木)の会のメンバーが「木楽座」 という移動可能で組合せが自由な置き畳システムを開発したので、それを使って事務所の一角に休憩コーナーを作りました。
部屋を仕切るパーティションは現在使われている家具の色に合わせて濃い茶色にし、柱立てでジャストサイズに作りました。 明るさを確保し、プライバシーを保つためにブラインドガラズを使っています。
休憩コーナーを作ろうとした部屋は、非常階段に出るためのドア部分が出ているために凹凸がありましたが、76cm角の木楽座の廻りの枠の幅を調節して、部屋にぴったり合うように工夫しました。
窓際の板のスペースはテレビを置く、とのこと。高さは35cmで、跳ね上げ式の前扉が付いていて物が入れられ、また畳と杉スノコを上からはずせば中央部も収納に使えます。これなら、事務所を出るときは 簡単に外して別の場所に持っていくことができます。何より肌ざわりが良いので畳の上で仮眠することもでき、事務所スタッフの憩いの場となっていると喜ばれています。