3月2日に完成したばかりの3代目ミニチュアハウスを運び込んで、3月10日（日）河内長野の「木根館」で行われたイベント「LOOP TREE～WOODMARKET～」で子どもたちに組立体験をしてもらいました。

このミニチュアハウスに使われている木は河内長野で伐り出された木なので、デビューを生まれ故郷で飾ったことになります。ミニチュアハウスの組立体験には、10年間で延べ500人近くの子どもたちが参加しています。2代目のミニチュアハ
ウスも8年間活用して傷んできたこともあり、3代目の登場になりました。

今回も13名の子どもたちがヘルメットをかぶって、通り芯や柱・梁・タルキなど初めて聞く名称や意味を確認しながら組立を行いました。

組立に参加した子どもたちは重い木の材料を身体で感じて、真剣そのものの表情でした。

組立終了後中に入って環境についての紙芝居を見たり、記念写真を撮ったりしました。

組立には参加できなかった4才の女の子が、杉の床に座ったり寝転んだりして、長い時間、中で遊んでくれたことも私たちにとってとてもうれしいできごとでした。

合わせて、杉BOX作りも行い、こちらもたくさんの親子がベンガラで思い思いの色を使って素敵な作品を作ってくれました。

組立体験のワークショップは建築技術教育普及センター補助事業として行われました。