大阪府内産木材利用促進モデル整備等業務プロポーザル参加
活動報告 2023.4.25
2021年にも応募したプロポーザルに、今回も参加いたしました。
今回は大阪府の整備対象施設が「こころの健康総合センター」という心のしんどい人、精神的疾患や依存症の方が利用される施設ということもあって、前代表藤田が京都大学の川井先生や大阪府、そして大阪府木材連合会との連携で開発した杉木口(こぐち)スリット材の空気浄化の機能を効果的に活用し、空気質にこだわった気持ち穏やかに過ごせる空間を提供することを提案の骨子として参加いたしました。
私たちもく(木)の会は、住まう人・利用する人の健康という観点を最も大切にして活動してきたこともあり、この施設に関しても、部屋ごとに利用される対象者が想定されていたことから、症状に合わせた空間の提案も含めて、施設を訪れる全ての人に森林浴を感じてもらえるようにという提案内容としました。
このプロポーザルで求められる内容や作業量はそれぞれのメンバーが各自の業務をこなしながら行うには膨大であり、もく(木)の会単独では難しいと、当初は見送る方向でした。しかし、大阪府木材連合会という強力なパートナーを得て、共同企業体として応募することができました。
結果は私たちにとっては残念なものでしたが、大阪府木材連合会と連携できたことで、杉木口(こぐち)スリット材の活用について関わりを深めていくなど、新たな活動の機会を得ることができました。
今回のプロポーザル事業を通じて考えたことや思いなどを、もく(木)の会の課題の見直しやスキルアップにつなげ、今後も皆様にお応えできる活動を進めていこうと、メンバー一同決意も新たにしています。 ご協力・ご指導いただきました団体・企業様には深く感謝申し上げます。