万博見学記 ~会期中そしてこれから~

活動報告 2025.10.15

 大阪・関西万博は6か月の会期を経て10月に閉幕しました。万博に対してはそれぞれが感じたことが多々あったのではないでしょうか。

 海外パビリオンのウズベキスタンは柱が林立し、インパクトのある建物でした。1階の展示ルームで映像を視聴している間エレベータでもあるその部屋が2階に… 屋上の丸柱は関西の杉で、各々に丸い印があり、それにスマホを近づけると産地等の説明が表示されました。会期後は自国へ移設し、新設予定の子ども図書館の一部として再建されるとのことでした。ウズベキスタンで日本を身近に感じる機会になればと思います。またドイツ館は環境負荷の少ない循環材にこだわった建物であり、展示もその視点で興味深かったです。

閉幕後は大屋根リングや各パピリオン等の移設・リユース・撤去などが今後の課題となるのでしょう。

伴茂氏が設計された「ブルーオーシャン・ドーム」は紙管や竹集成材等を使って当初から再組立てを容易にし、リゾート施設として転用が決まっているようです。また、永山裕子氏設計の「ウーマンズパビリオン」の組子ファサードは前回のドバイ万博日本館から今施設に転用し、2027年の国際園芸博施設にもリユースされる予定とのことです。このように施設の活用やその後を見届けるのも万博ならではといえるでしょう。  

 短期間使用の仮設であった大屋根リングを一部残置し公園として整備をすることも、今後の維持管理も含めて関心を持って見守りたいと思います。

[ 西野智子]