見学会「しんしんリハビリテーション菜の花」(7月14日)

見学会 2018.7.14

7月14日(土)、「しんしんリハビリテーション菜の花」の見学会を行いました。

始めに施設長の田口さんより、内装に杉や漆喰を選ばれた理由のお話がありました。手足が冷える持病がある田口さんは、高齢者のリハビリには手足を温めることが重要という考えをお持ちで、サンプルでもらった複合フーリングの板と杉の無垢板に長時間手を乗せその変化を確かめられたそうです。すると杉の方は手がぽかぽかと温かくなり、高齢者のリハビリ施設にはこれしかない、と確信されたそうです。もちろん、傷がつきやすく、メンテナンスも手がかかるのは承知の上です。

また見学会に参加してくださった賛助会員のホーテックさんが、温かさだけではない杉の効能を示した資料を田口さんにお見せしたところ、「もっと勉強します」、と喜ばれました。

デザインと施工を担当したメンバーの高橋は、工事中の写真や図面を準備し、桜井市の下水道の状況や施設認可のための設計変更などの経緯を説明しました。

この見学会は、これからますます増えるであろう高齢者施設の建設に ついて大いに参考になるのではないかと思います。