完成見学会「吉野の地で 吉野材を使った 吉野の職人による住まいづくり」 2011年3月6日

見学会 2011.3.6

3月6日(日)に会報第15号に紹介した吉野の家の完成見学会を行いました。 当日は遠く吉野町までたくさんの方々が見に来てくださいました。

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見学者が揃ったところで、設計者のもく(木)の会メンバー・山本堯子が、この家の設計コンセプトを話しました。 この町に生まれ育った施主が、ご両親・祖父母と同じ敷地内で、ご自身の職業のノウハウ、人脈を上手に取り入れて建てられた、という説明がありました。 同じ敷地内で、方位を考え、いかに有効に家を計画するかに苦心したそうです。

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その後、施主から、この家を建てた想い、4か月ほど住んでみて感じたことなどをお話ししていただきました。 ご自身が建材を扱っていらっしゃることから、随所にこだわりが感じられました。 無垢の木材を使っているので、床に少し隙間などが出来てきているが、ほぼ想定内です、と話されました。 また、木材を調達していただいた吉野材センターの方、家具を製作した人、床に採用された杉の圧密処理を行った人、この家を建てた工務店の社長さんなどからも説明をいただき、 実りある見学会になりました。