親子deセミナー「自分の家をつくろう!」2013年7月21日
今年も大阪市立住まい情報センターとのタイアップ事業として小学生を対象に親子deセミナーを行いました。
夏休みに入ったばかりの7月21日(土)にATCグリーンエコプラザ企画展示ゾーンにて27名の 子ども達、
そして保護者の皆さんと楽しい時間を過ごしました。
今回は子ども達の自由な発想で世界でたった一つの自分だけの家を作ってもらいたいと、私達もく(木)の会はできるだけ多くの本物の素材を集めました。
無人島のイメージ ミニチュアハウスの説明
まず、子ども達に作りたい家のイメージを想像してもらうために、みんなが大阪湾から船に乗り、嵐 に会い無人島に漂着してしまう・・・というストーリーでセミナーが始まりました。
この無人島には深い森や明るい草原、砂浜等いろんな場所があり、よく見ると怖い動物も住んでいます。
家は本来、自然 や外敵から身を守るシェルターであることを感じてもらい、それぞれがどこにどの様な自分の家を建てるか、考えてもらいます。
次に、世界の様々な家を紹介し、それぞれにその気候風土にあった、近くにある材料で家が作られて いることを学び、最後に日本の家について学びました。
いつもはみんなに組立ててもらう「ミニチュアハウス」を見ながら、昔から日本ではどの地方でも近くにある木(杉やヒノキ等)で家が建てられていたことを知りました。
ここでやっと、自分の家を作る時間がやって来ました。
子ども達は様々な材料の中から、自分の好きな材料を持ってきました。
私達は粘土のように自分の手で簡単に形が変えられる材料を好むのではないか、と思っていたのですが、一番人気は「木」でした。
子ども達が扱うには少々難しい大きめの木片が大人気。加工にはお父さんの出番です。
3時間のセミナーの時間があっという間に過ぎました。子ども達の発想の豊かさ真剣な顔(子どもだけでなくお父さんお母さんも!)に感動。
それぞれに個性いっぱいの家が出来ました。