セミナー「自然の素材の恵みと自然素材を活かした建築」に講師として参加

セミナー 2015.11.14

BPW

11月14日(土)、特定非営利活動法人日本BPW連合会大阪クラブの主催でクレオ大阪中央にてセミナー「自然の恵みと自然素材を活かした建築 講師:中川倶子」が開催されました。

当日はクレオ大阪中央にて年に1度のフェスタが開催されており、多くの方が参加されました。主催の特定非営利活動
法人日本BPW連合会は、NGO団体である国際組織BPW International加盟の民間団体で、働く女性たちの社会的地位の向上、職場環境の改善と整備、国内外で働く女性の親交と理解の促進、世界平和への寄与を目指して活動する団体です。

まずはじめに講師の紹介があり、続いて副題を「高齢者に優しい住まい」とし、これまで手掛けられた住宅を中心に写真を見ながら、住まい手の暮らしや思いを如何に設計に反映させていったか、設計者として考える「心地良い住まいの条件」とは何かについて説明されました。

後半は寺院・小学校等大型建築を中心に進みました。建築の構造材料である木を山に生えている状態からどの様に選び、伐採し乾燥させて、建築に使用したかといった内容は日頃建築に馴染のない方には興味深い話であったと思いますし、自分たちの住まいが地球環境とも密接に関わっていると気付いて頂けたのではないでしょうか。

この後、20分程相河から「もく(木)の会が伝えたいこと」と題し活動紹介をさせて頂きました。もく(木)の会の設立時の思いや活動について写真を交えながら説明しました。

ミニチュアハウス・出前授業・漆喰や瓦等伝統素材のワークショップ・山のバスツアー・見学会等。改めてこれまでの活動を振り返り、私たちの活動は多くの方々と繋がり、ご協力頂き、はじめて様々なことが実現できていることを再確認しました。この輪を大切に育てたいと思います。