タイアップセミナー「建てよう木の家 学ぼう木のこと」

セミナー 2019.11.9

11月9日(土)に大阪市立住まい情報センター3階ホールにてタイアップセミナー「建てよう木の家 学ぼう木のこと」を開催しました。
対象は小学生。前半は「学ぼう木のこと」と題し、親子で竹ひごで天秤を作り、4枚の木の板の重さを量りました。広葉樹2枚(ケヤキ・ナラ)と針葉樹2枚(スギ・ヒノキ)の重い順を導きます。


そしてそれぞれの木の特徴や使い道を学びました。その後、消しゴムはんこで自分だけの木のコースターを作りました。

初めに紙芝居「地球を守る森と木のお話し」で人工林のスギ・ヒノキを伐って使う意味を一緒に考えます。「木を伐って、住まいの構造材になった木は呼吸しているのか?二酸化炭素は出さないのか?」といつも出ない質問が子どもから出てきたり、同じ形の木片でも樹種によって、大きく重さが異なる事を実感したり、ミニチュアハウスをただ組み立てるだけでなく、一歩踏み込んだ共に考える充実した時間となりました。

私たちにとってはもう50回を超えるいつもの組立てですが、そこに参加する子ども達にとっては初めての組立て体験である事を改めて意識し、伝えることの大切さを感じました。