夏休みイベント「エコワールドフェス」に参加

イベント 2022.8.21

8月21日夏休みの最終日曜日、おおさかATCグリーンエコプラザ主催の「エコワールドフェス」が開催されました。

■大学とのコラボで初参加

エコプラザから連携大学とのコラボ企画の案内があり、会として初めて参加することにしました。
連携するのは近畿大学、立命館大学の経営学部の学生の方々です。趣旨としては「参加する企業のSDGsに対する取り組み等の取材やまとめを行い小学生に向けたワークショップを一緒に考え運営を行う」というもので、もく(木)の会とのコラボには立命館大学の3人の学生さんが参加してもらえることになりました。
5月に顔合わせを行いました。もく(木)の会の活動や日本の森林の現状、木の活用による温暖化対策が求められていることなどをお話し、私たちがイベントで行ったワークショップの内容等も提供しました。他の企業のように具体的な商品等の取り組みに対するマーケティングなどとは違うのでやりにくいのでは?と思うところもありましたが、その反面、学生さんがどのように受け止め・まとめてもらえるのか、という期待も大きかったです。
何度かWeb会議を行い、学生さんから感じた関心事項や疑問点などに対する意見交換などを通して、ある程度理解してもらった上で、ワークショップの内容をまとめてもらいました。

■ワークショップ「木について知ろう」

もく(木)の会×立命館大学のタイトルは「木について知ろう~クイズやミニチュアハウス組立体験を通して~」とし、子どもたちに木がどこから来るか、そして日本国内には良質な木がたくさんあることなどを、実際に木に触れる体験やクイズ等を通して学んでもらうということになりました。木が使われているものを捜したり、家の中での木の使われ方や世界ではどこが森林の多い国かなど学生さんの視点で子どもたちに伝えたいことを考えてくれました。

 

■当日の様子

当日は午前2回、午後1回と時間を決めて行う予定でしたが、開始直後は中々人が集まらず、参加してくれた子どもにそれぞれ学生さんが対応してくれました。お昼から1回のみミニチュアハウスの組立体験を実施しましたが、久々の実施のため事前の申込で定員に達していました。この進行はもく(木)の会のメンバーが担当し、組み立てる子どもたちを学生さんに補助してもらいました。午後からのワークショップは子どもたちが集まって、本来の形で実施となりました。

    

■イベントを終えて

今回のコラボで通常の私たちとは違う視点での木についての説明など、とても新鮮に感じました。また参加した子どもたちも年齢の近いお兄さんお姉さんからの同じ目線での説明だったので、興味深く聞いてもらえたと思います。短い期間でしたが、学生さんと一緒に作り上げたこと、それによる新たな発見もあり、とてもいい機会だったと思います。そして今回のことを通して、今後も木や山のことに関心を持ってもらい次の世代に引き継げたらうれしく思います。