R5年度 木材利用アドバイザー派遣業務 

活動報告 2023.10.16

 今年度も、もく(木)の会は(一財)大阪府みどり公社の木材利用アドバイザーとして活動しております。今年度は昨年度作成しました冊子「木材利用のための基礎知識Ⅱ~木を長く使うには~」を資料に、各行政担当者を対象とした研修会などで講師を務めたり、令和元年度から3年度にかけて、森林環境譲与税を活用して木質化された施設(子ども園、小中学校、図書館、公園など)を取材調査し、見えてきた課題を次に繋げるためにまとめています。こども園においては、どの施設でも、「子ども達が杉や桧などでできた家具の上に乗らないなど、これまでの家具とは扱い方が違う。」「子ども達の中で無垢の木の家具を大切にしようという意識が無意識にある。」と言った話をお聞きすることが多く、その度に嬉しい気持ちになります。

 皆さんの町にも少しずつ日本の山の木で木質化された施設が増えているのではないでしょうか。