一本の原木から杉CUBEができるまで / mmプロジェクト
プロジェクト・事業 2023.10.20
南河内の山と製材所の見学会 (もくの会通信 II-64号掲載) で出会った原木から「杉CUBE」が完成しました。製材所のご協力のもと、一本の木を余すところなく活用することを目標に木取り、自然乾燥させてきました。幾度か含水率を測定し、数値が落ち着いたところで職人さんが制作。木肌の色は赤白混じりますが、節はなく穏やかな木目です。部分的に蜜蝋ワックスを塗布したので、無塗装との質感の違いや変化がわかります。山を歩き、気に入った木を伐採して家具を作るという流れに立ち合える機会はなかなかありません。「杉CUBE」完成までの道のりとして、木が育った地域の山や背景を伝えていくことも大切にしたいと感じています。
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