山の現状を知ろう! 森の間伐体験と巨木ツアー  2005年8月20日~21日

イベント 2005.8.20

泊りがけで和歌山県海草郡美里町に体験ツアーに行きました。
美里町の森林組合の組合長さんからこれまでの山との関わりを聞き、和歌山県の職員の方から山の現状の説明を受けた後、間伐体験を行いました。

まず山で使う道具や実際の山の作業を見せていただいた後、いよいよ間伐です。生えている木の中から、生長の良くないものや幹が曲がっているものなどを選びます。その木を倒す方向を決め、まず倒す側に少し鋸を入れます。細い木は鋸で、太い木はチェーンソーを使って伐りました。木を伐るとあたり一面に桧の香りが漂い、歓声があがりました。

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大きなカヤの木があった善福寺の境内に大きなイチョウの木がありました。その姿に圧倒されて思わずシャッターを切りました。

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美里町は高野山に近く、昔はカヤの実から取れる油を納めていました。カヤの油は寒くても固まらないため重宝だったそうです。現在カヤは、碁や将棋の盤の材料として使われています。