11月6日～9日、INTEX大阪で開催された『ウッドテクノロジーフェア2008』にブースを出展しました。この催しに参加するのは4回目です。展示物がだんだん充実してきて、今年は４コマの展示になりました。

下の写真は、紀州材を使用した置き和室「ひとま」です。右の写真は、釘を使わず細い木を組んだ灯りです。たまたま自宅のリフォームで創作建具を注文した徳島県の指物師の方(富永ジョイナーさん)が展示用に貸してくださいました。

今回の展示の目玉は「木育ミニチュアハウス」。子供たちに木造住宅の構造を伝えるために、もく(木)の会が特別に大工さんに頼んで作ってもらったものです。ホゾやコミ栓など、伝統的な木組みが分かるように材木を手刻みしてもらいました。

会期中には、ミニチュアハウスの組立実演を行いました。木槌で叩いて梁を乗せたり、床を敷いたり．．．小さい家ですが、本格的な造りになっています。興味深そうに出来上がっていくのを見ていた子供たちは、家が完成すると早速中で遊び始めました。狭くても床には杉を貼ったので、とても気持ち良さそうにしている姿が印象的でした。