3月25日（日）大阪市の住之江区民ホールで「ミニすみのえ　2012」が開催されました。 「ミニすみのえ」とは、子どもたちが自分たちで街を考え、自分たちでルールを考え、自分たちでやってみたいお店を開き、そこで得た給料で買い物を楽しみながら社会の仕組みを学ぶ、というイベントです。 その中で、子どもたちに大工さんの体験をさせたい、と主催者から依頼があり参加しました。

いつものようにミニチュアハウスを組み立てました。 今回は、このイベントを手伝っている大学生のボランティアの方々も、ミニチュアハウスの組立体験の補助をしてくれました。 なるべく多くの子どもたちに体験してもらいたい、ということで午前中1回、午後2回の3回組立を行いました。

1回の体験に10名前後の子どもたちが参加してくれ、全体で約30名の参加がありました。 いつものように、完成したミニチュアハウスに入ってもらうと、子どもたちは本当に楽しそうです。

最後の回の完成後、木製引き戸と障子を入れると、1回目に参加してくれた子どもたちが走ってきて、僕たちが作ったときは、こんなん無かったな～、ともう一度入りに来ました。

組立体験をした子どもたちが、新たに建設会社を開いてくれました。 ミニチュアハウスの組立を体験して、家づくりに興味を持ってくれたようです。 また、私たちもこのイベントを体験して、大学生のボランティアをもっと積極的に活用したらよいのでは、と活動の広がりを感じました。