近鉄プロジェクト「縁活」に参加 2012年9月17日

イベント 2012.9.17

9月17日(祝)天王寺の近鉄百貨店阿倍野店9階のこもれび広場で「縁活」(えんかつ)と名付けられたイベントに参加しました。 このイベントは、近鉄百貨店が現在建築中の日本一高いビル「あべのハルカス」に2014年春に入るにあたり、市民活動グループによる人と人のつながりを生み出しにぎわいを創り出す コミュニティスペースを企画していて、その試験プログラムとして行われました。

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百貨店でのイベントは初めてのことで、年齢や興味の対象が幅広い来客にどのようにPRすればもく(木)の会の理念や活動が伝えられるか考え、もく(木)の会らしさを前面に出した企画としました。 三つの構成を組み、①パネル展示とVTRによる木の家の作品紹介、②杉の椅子や杉木口スリットなどの製品の展示、③「ヒノキのシロフォンをつくってみよう!」のタイトルで キットを使ってのシロフォンつくりのワークショップを行いました。

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おりしも同じフロアーの催事場では『九州大物産展』が催され、10時の開店と同時に多くの人で賑わい、2時の終了時刻まで活気が溢れていました。 その賑わいの中で、シロフォンの弾む音色にひかれ「これなあに?」ときてくれた小学生の子どもたち、大人の方々、27個のシロフォンが各家庭へ持ち帰られました。 紀州ヒノキのシロフォンがそれぞれの家庭で奏でられ、木のぬくもりとやさしい響きを楽しまれることで木の良さを実感していただけることと思います。

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ディスプレイされた杉の椅子や杉木口スリットの製品に目を奪われた方も多く、足を止め熱心に質問される方もいました。 また、VTRで流れる木の家の映像を見て、「こんな家が建てたい」「どこに相談すればこんな家が建てられるの」との声もありました。 日頃は『木の家』について意識されていない方にもこうしてPRすることで意識が芽生えるきっかけになったと思います。 普段もく(木)の会の活動では触れ合う機会の少ない人に山をとりまく環境や木をつかった家づくりを紹介できたことは私たちにとっても貴重な体験となりました。