見学会「大阪の森を見てみよう」  2007年10月14日

見学会 2007.10.14

大阪市立住まい情報センターとの共催で「大阪の森を見てみよう」と題して、大阪城公園の樹木の見学会を行いました。

出発は大阪城公園の森ノ宮口。「針葉樹は上に真っ直ぐ伸びる性質があるが、広葉樹は針葉樹の後に大きくなるので、少しでも光が当たるように、横へ横へと伸びる性質があります。」という説明を聞きながら、いざ、出発。

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講師は、一昨年、橿原神宮の見学会のときお世話になった、森林インストラクターの齋藤先生。軽妙な語り口と樹木以外の事物に関する博識振りが、今回も遺憾なく発揮されました。大阪城公園は何度も来たことがある、という人たちも、改めて、そこに生えている木々の話しを聞くと、再発見することが多く興味深く聞き入っていました。

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それにしても、大阪城公園に生えている樹木の種類の多いこと。木が根から水分を吸い、葉から水分を蒸散するとき、気化熱を奪う。だから、木が生えているところといないところでは、真夏は温度が2~3度違う、とのこと。大阪城公園が無かったら、とても大阪の都心には住めないかも、と思いました。
都会の中の緑の大切さを学んだ1日でもありました。