構造見学会「地元吉野の杉と桧で建てる家」 2009年9月6日

見学会 2009.9.6

平成21年9月6日、天理市に建築中の家の構造見学会を行いました。 まず、設計者の相河から、施主が自分たちが住む県の木材を使いたい、という希望があり、奈良県吉野の山に行き、木が育っているところを見たこと、 その木を製材している製材所にも見学に行ったことを話しました。 次に、今回この家の材料を入れてくれたもく(木)の会の賛助会員・阪口製材所の阪口専務より、天然乾燥にこだわっていること、 どんなサイズでも対応できるように多くの木材をストックしていること、少し大きめに粗挽きをしておき、納材の際に正確な寸法を出すことなどを説明してくださいました。

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構造材の説明の後、施主の希望でなるべく合板を使わないで施工していることを説明しました。 現在は壁や床の下地に構造用合板を使うことが多いのですが、この家はバラ板を張っています。 また、断熱材はペットボトルの再生繊維を使用しています。 参加した皆さんは、熱心に材を確かめていました。

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