大阪府立柴島高校にて出前授業を行いました 2010年6月23日

セミナー 2010.6.23

大阪市立住まい情報センターが学校などに出前授業を提供する企画を立ち上げ、もく(木)の会がミニチュアハウスの組立体験を通して木造住宅の構造を知ってもらう授業を提案したところ、桜で有名な柴島浄水場の隣にある大阪府立柴島高校より是非生徒たちに体験させたい、と依頼がありました。

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昨夏は小学生を対象としたミニチュアハウスの組立体験をしましたが、今年は高校生なので、「柱」や「梁」などの部材の説明だけでなく、木の家に耐震性を持たせるために以前は貫を入れていたが、現在では筋交いを入れたり、金物や構造用合板を使うことなども説明しました。

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組立体験の後は、日本の山の現状や日本の木を使うことの意味・木の良さなどを説明し、無垢の木と複合フローリングの違い・シックハウスの原因などを話して、将来家を建てようと思ったとき考えて欲しいことを伝えました。

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最後に、生徒さんたちに出前授業で印象に残ったことを書いてもらいましたので、一部を紹介したいと思います。

ミニチュアハウスの組立体験については「すべての組み立てに意味があるし、やったり見たりしていておもしろかったです。1つ1つの作業が楽しそうでした。ミニチュアハウスでも家の構造が分かってよかったです。」と楽しんで学んでくれたようです。普段あまり見たことのない無垢の杉のフローリングを敷いたので「木と木の間をああいうふうにくぼませたりするのは時間がかかるし、技術もいるんだと思いました。」とか「ゆかをかんかんしてしめるのがびっくりしました。」という感想がありました。そして耐震性を持たせるための工夫については「筋交いを入れただけで強度が増す所がどうしてそれだけで強くなるのか不思議だった。」「耐震の板を何個か入れるだけで地震対策になるのってすごいと思いました。」など興味を持ってくれたようです。

体験後の講義については「意外と日本は森林が多いんやって思った。」「家に使っている木が外国のんやって知ってびっくりした。」「ベニヤ板を接着剤を使って何枚かくっつけて作ったフローリングとかを使っていると、化学物質とかが上がってきて良くないというのは初めて知りました。シックハウスの具体的な要因が分からなかったので知れて良かったです。将来、家を買う時に気をつけようと思いました。」など今まで知らなかった事実を認識してくれました。そして「鉄筋やコンクリートを使った家の方が丈夫そうだと思っていたのは事実でした。けど、色々な耐震の器具を知れたので木造でも丈夫だと分かったので良かったです。家を建てるときは鉄筋にしようと思っていたのですが、木のあたたかさとかも知れたので木造も考えようと思いました。」という感想を読み、出前授業をやらせていただいた甲斐があったととてもうれしくなりました。

これからも、機会があれば国産材を使う意味、木の良さ、木造住宅の良さを伝える活動を続けていきたいと思います。