大阪市立住まい情報センターにて出前授業 2011年8月22日
セミナー 2011.8.22
8月22日(月)住まい情報センターのホールを借りて、大阪府立柴島高校の皆さんに出前講座を行いました。
まず、家は最低限はシェルターであるが、心が休まる場所であってほしいということ、構造体の材料によって「木造」「コンクリート造」「鉄骨造」があるが、もく(木)の会がなぜ木造にこだわっているかを説明しました。
ミニチュアハウスを建てるにあたり、木造軸組工法では横方向に「いろは・・」、縦方向に「一二三・・」と番号を振り組み立てていることを説明し、生徒さんに部材を入れる場所を探してもらいました。
小学生でも組み立てられるように作ったので、高校生は柱を建てるのは簡単そうでした。 軒桁を木づちで打つのもしっかり叩けたようです。
床板は順番に敷いていくと、最後の1枚が「えっ、どうやって入れるんだろう?」と悩むような形をしています。今回は、何も言わずに生徒さんにやってもらいましたが、斜めに入れて上から押さえる、という方法を自分で見つけてくれました。
こちらが指示しなかったので、「頭つなぎ」だけ間違った場所に入れてしまいました。その後の束が上手く建てられず発覚、入れ替えてもらいました。
組み立てた後は、壁の仕上げ方や木製建具の説明をしました。中に入ってもらうと、お茶室のように正座して障子の開け閉めをするので、学校でちゃんと教えてもらっているんだな、とほほえましかったです。無垢の床の家に住んだことがある生徒さんは1人だけでした。複合フローリングとは違う無垢の床の感触を確かめてもらいました。
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