もく(木)の会のメンバーが設計した保育所で木のおもちゃづくり 2008年6月8日

ワークショップ 2008.6.8

もく(木)の会では、子どもの時から無垢の木の床の肌触りや部屋の雰囲気を味わってもらおうと、大阪府産材の杉を内装に使った堺の保育所で、見学会と木工教室を行いました。

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当日は、9ヶ月から9歳までのお子さんとその親、合わせて20人ほどが集まり、桧の板を台に貼り合わせて作る楽器「シロフォン」を製作しました。シロフォンは、くるっと回すとカラコロ♪ときれいな音が鳴ります。通常は、このような工作には木工ボンドを用いることが多いのですが、今回は自然素材にこだわり、もく(木)の会のメンバーが家具職人さんから伝授されたご飯を練って作る米糊を使って製作しました。

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最初は、ご飯から糊ができるの?とびっくりしていた子どもたちも、板の上にご飯を乗せて、木のへらで練り始めると、夢中で作っていました。
参加した保護者は、「無垢の木を使った保育園は、とても気持ちがいい」「こんなところで子どもたちが保育してもらえたら、いいやろねー」と感嘆していました。子どもたちは、工作が終わると、歓声を上げて走り回り、体いっぱいに心地よさを表現していました。