ワークショップ「ミニチュアハウスの組立体験」2014年8月23日
8月23日、おおさかATCグリーンエコプラザで「ミニチュアハウスの組立体験」を行いました。
ミニチュアハウスの組立の前に、メンバーが子どもたちに問いかけました。
「木を伐ったら、環境に良くないと思う人、手を挙げて」数人が手を挙げました。
「じゃあ、木を伐ったほうがいい思う人」こちらもぱらぱらと手を挙げます。
「どっちもいるね。これから、木を伐ってもいいのかどうか、紙芝居を見て考えてもらいましょう」
「人が木を植えた山は、木を伐って使うことが大切だってこと分かったかな?」「これから、木の家を建てる説明をします」
いよいよミニチュアハウスの組立です。
「下を見てごらん、い・ろ・は・に って 「いの一はこっちだよ」
通りの名前が書いてあるね。通りにはそれぞれ
一・二・三・四 って番号があるよ」
「はの一はここだ!」 「土台がしっかりするように斜めの材を入れよう」
「次はどれかな~?」 大工さんになった気分で、えっさ・ほいさ
「柱を建てよう!」 「うまく入らないときは、木づちでたたいて入れてね」
建具を入れるところは慎重に! 壁をしっかりさせるために、筋違いを入れるんだね
次は軒桁(のきげた)だね。「下の柱と穴が合ってるか?」 「ばっちり入ったよ!」
梁もホゾ穴をしっかり合わせなきゃあ 土台と同じように梁にも斜めの材を入れるよ
床板を入れよう こっちが少し出ているからたたこう 最後の一枚、うまく入ったね
さあ、束を建てて 棟木を入れるぞ~
最後に垂木(たるき)を載せよう 番号をよく見て
屋根に瓦を葺くには、まず、下地を貼ります
「瓦ってけっこう重いね!」 「おっ、鬼瓦はもっと重い!」
中に入ってみよう! 天井が低いよ
「見て、見て」 「気持ちがいいな~」
とこのように、子どもたちは自分で部材を探しながら、通りと番号をたよりにミニチュアハウスを組み立ててくれました。
この体験をずっと覚えていてほしい、と思っています。